API = AIの「目」であり「手」である
1. レストランのウェイター
API(Application Programming Interface)は、よくレストランのウェイターに例えられます。
- あなた(AI): お客さん。「何か食べたい(データが欲しい)」
- 厨房(サーバー): 料理(データ)を作るところ。
- API(ウェイター): あなたの注文を厨房に伝え、出来上がった料理をあなたに運ぶ仲介役。
もしウェイターがいなかったら、あなたは厨房勝手口に入り込んで、シェフに直接交渉しなければなりません。それは大変ですし、厨房も困ります。 APIという「決まった窓口」があるおかげで、スムーズに注文(リクエスト)ができるのです。
2. なぜAI開発にAPIが必要?
ChatGPTなどのAIは非常に賢いですが、**「今現在の世界」**を知りません。 学習データは過去のものだからです。
しかし、AIが「検索API」や「天気API」という道具(ツール)を使えるようになったらどうでしょう? AIはAPIを通じて「今のニュース」や「明日の天気」を知り、ユーザーに教えることができます。
AIエージェント開発とは、AIに適切なAPI(道具)を持たせることと言っても過言ではありません。
Sources & Further Reading
Review Challenge
AIエージェントが「明日の天気」を知るために行う正しい行動は?