「ください」と「やって」の違い

APIへの頼み方（メソッド）にはいくつか種類がありますが、AI開発で使うのは主に2つだけです。

1. GET（ゲット）：情報を「ください」

「今の天気は？」「私のユーザーIDは？」など、データを取得するときに使います。 サーバー上のデータは変化しません（読み取り専用）。

• 例: GET /weather （天気を教えて）

2. POST（ポスト）：仕事を「やって」

「このテキストを要約して」「画像を生成して」など、データを送信して処理を依頼するときに使います。 データが新しく作られたり、状態が変化したりします。

• 例: POST /chat/completions （このプロンプトで返信を作って）

重要なルール

AI（LLM）へのリクエストは、ほとんどが POST です。 なぜなら、「プロンプトという長い文章を送って、AIに回答を作らせる」という作業だからです。