封筒の「宛名」と「会員証」

APIリクエストには、データ本体（Body）とは別に、Header（ヘッダー） という宛名書きエリアがあります。 ここで最も重要なのが 認証情報 です。

Authorization ヘッダー

有料のAPI（OpenAIなど）を使うには、必ず「これは私です」という証明書（APIキー）を添える必要があります。

Authorization: Bearer sk-abc12345...

• Bearer: 「このキーを持っている人（Bearer）に従え」という意味の合言葉。
• API Key: あなた専用の秘密のパスワード。

Content-Type ヘッダー

サーバーに対して「今から送るデータはJSONですよ」と宣言します。

Content-Type: application/json

これを忘れると、サーバーは「変なデータが来た」と思ってエラー（400 Bad Request）を返すことがあります。